白魚(しろうお)の踊り食い (その2)

白魚(しろうお)の踊り食い

(続きです)

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左の醤油皿には普通の醤油、右の醤油皿にはポン酢を準備しました。
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白魚が入っていたビニール袋の「白魚のお召し上がり方」を読むと

「よく洗った白魚を深鉢に泳がせ、金網ですくい、別の小鉢にウズ
ラの卵を落し、ぽん酢でお召し上がりください。口の中でピチピチと
おどり春の味覚を満喫できます」

と、あります。

おいおい、金網なんか使うのはヤボってもんだぜ。通は箸でちょい
とつまんで、醤油にチョンとつけて、ツーっと上がってくるのを楽しむ
もんさ。

ってなわけで、いよいよ踊り食いのスタートです。

ムフフ、まずは箸の先で白魚をちょいとつまむ、ちょいとつまむ、
ちょいと・・・・つまめません。

えーん (T_T) 何回やっても、つまめません。

白魚ちゃんたち、とても元気だし、若狭の塗箸がこれまた、つるつる
滑ってちっともつまめません。何が「箸の先でちょいとつまむ」だよ!

ここは止む無く安物の割り箸にチェーンジ!!

蕎麦やうどんを食うときだって、ささくれ立った割り箸が一番だぜい。

悪戦苦闘ののち、ようやく1匹ゲット。

胴体の中ほどをつまんでいるので、白魚ちゃん、プルンプルン、イヤ
イヤしながら暴れています。

逃げられないようにギュッとつまんだ白魚ちゃん。ごめんね。

箸の先でチョイなんてとても無理無理。

えっーと、次は白魚の口の先を醤油にチョンとつけてやるんだっけ。

プルンプルン、イヤイヤしている白魚ちゃんを頭の方から醤油につけ
ますと、ウヒャー! 醤油がピチピチと左右に跳ねること跳ねること。

何が「醤油にチョンとつけると白魚が苦し紛れに醤油を吸う」だよ!

頼むからおとなしく浸かってゴクゴク醤油を吸ってちょうだい!!

ダメだぁ。白魚ちゃんは相変わらずイヤイヤしながら醤油をまき散らし
ています。

しょうがないので、白魚ちゃんを醤油皿の醤油の中にリリース。

白魚ちゃん、しばらくは醤油の池を泳いでいましたが流石に醤油を
飲みすぎて気分が悪いのか、ぐったりしています。

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醤油が透明なからだの中をツーっと上がっていくのは見ることがで
きなかったけど、白魚ちゃん、たっぷり醤油を吸ったはず。

醤油の茶色のラインを見るために白魚ちゃんをつまみ上げて水で
シャブシャブ。

表面の醤油を洗い流して醤油のラインを確認。醤油のライン、
醤油のライン、醤油のラインが・・・・・ない。

親父い、おやじぃ・・・・

嘘だったのね・・・

考えてみればそうだよなぁ。からだの中にストローがあるわけじゃ
ないんだから、吸った醤油がストレートにからだの中をツーっと
入っていくわけがない。

講釈師に見てきたような嘘をつかれて、ん十年それを信じて生きて
きた私。

それを信じて白魚と感動の対面を果たしたはずなのに・・・

おやじぃ・・・・ 今頃、あの世で笑ってるんだろうな。


その後はやけ食い。

金網なんてないから代用は紅茶濾し。数匹すくって醤油皿に。暴れる
白魚ちゃんたちを醤油ごとゴックン。うわぁ、しょっぱ!!

やっぱ、醤油のストレートはいかんですね。しょっぱすぎて何を食べた
のか全然わかりません。

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次は数匹すくって、ぽん酢の入った方の皿へ。暴れる白魚ちゃん
たちをしばしながめてから、ぽん酢ごと口のなかへ。

すぐにはゴックンせず、口の中でピチピチを感じながらゴックン。

これが早春の詩情? 春の味覚?

「味はどうか?」と聞かれたら、正直言って、
「ちょんとつまんでチョイとつけてツー」
とのギャップがあまりにもありすぎたので、美味しさを味わうところ
まではいってません。

そもそも、家人が寝静まった夜中に一人で白魚の踊り食いってのも
なんか寂しいなぁ。

やはりこういったものは、女の子たちと

「キャー、残酷ぅ」
「やだぁ、口の中で動いてるぅ」
「どれどれ、口移しぃ」

みたいに、ワイワイ騒ぎながら楽しみたいですね。

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結局最後は、仙台の出張で買ってきた
「牡蠣の塩辛」
「ほやの塩辛」
「ほやの一夜漬け」

でお口直しをさせていただきました。ジャン、ジャン!!




今度は生きたままのシラスと桜えびが食べたいな。
だれか、提供しているところを知っていたら教えてください。

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